同セミナーを主催したAVARTHの間嶋真正社長。地元の整備振興会 次世代会での経験を基に、業界活性化の思いも岐阜から全国へと拡大するに至った
2012年に創業し、干支を一回りしたばかりの新進気鋭の整備事業者AVARTH(アヴァルト、間嶋真正社長)。整備事業者としての活動もさることながら、パーツやケミカル類の企画・販売も手掛けるなど、活動領域はとどまることを知らない。そんな同社が地元・岐阜から全国の整備工場を元気に! の旗印の下、第1回Solutionsセミナーを、12月20日、自社にて開催した。
今回開かれた、AVARTH Solutionsセミナーには、4社の企業が集結。現場で今すぐ使える、またこれから使える「環境・技術・知識」を全国から駆けつけた参加者に披露した。
セミナーは全部で5つのパートに分かれ、第1部ではOBD検査とDTCアプリの実演をツールプラネットの瀬戸貴文営業部長が担当、関連の工程として電子車検証読み取りの効率化について、ダイワコンピュ
ーテックの齋藤敏明セールスアドバイザーが説明した。

続く第2部ではホストであるAVARTHから間嶋社長が登壇。整備工場の業務を効率化、経営を安定化させるために打つべき手を提案してくれるAIシステム「Management Brain」を紹介。LINE上のアプリで、バッテリーなどの残量を正確にAIが判定、あとどれくらいもつかを示せる「Pit Brain」のプロトタイプも紹介した。

第3部はスキャンツールの普及により見直されている補機バッテリーについて、劣化度合いの診断方法や安心して故障診断に取り組める外部安定化電源について、東洋エンタープライズの山口真司営業部課長がレクチャーした。

また、OBD検査実施件数の増加に伴って不適合率も高まっていることから整備工場におけるエイミングニーズもそれに比例していることを受けて、第4部では間嶋社長がエイミングの一部始終を改めて披露した。

ラスト第5部ではレーダーエイミングにおいて電波の乱反射を防ぐ重要性を示すべく、マクセルが自身の取り扱う電波吸収シートの効果を視覚化。目には見えない電波の遮断効果を示した。

セミナーの開催について間嶋社長は、「岐阜県で展示会が開かれることはあまりなく、さりとて名古屋(の展示会)に行ってまで情報を取ってこようという人も少ない。そこで、様々なメーカー・商社とつながりのある当社が情報発信できれば地域も活性化するはず」というのが出発点と語った。もちろん、その目は地元だけでなく、日本全国の整備工場に向いており、第2回、第3回のセミナーの開催にも期待が高まる。