日本自動車整備振興会連合会(喜谷辰夫会長)はこのほど、2025年度の「自動車特定整備業実態調査」結果の概要を公表した。今回の調査は2025年6月末時点のデータで、整備売上高は2024年7月1日から2025年6月末までに決算が終了した事業実績となる。
それによると、総整備売上高は前年比6.4%・4,031億円増の6兆6,592億円と4年連続の増加。業態別では、専業整備工場が同13.4%・3,005億円増の2兆5,488億円、兼業工場が同0.4%・30億円増の7,746億円、ディーラーが同2.5%・750億円増の3兆493億円、自家整備工場が同9.4%・246億円増の2,865億円だった(表1)。
作業内容別で全業態合計の売上高では、自家用車が対象の「2年車検整備」が同5.7%・1,064億円増の1兆9,645億円、「1年車検整備」が同8.4%・573億円増の7,392億円、「事故整備」は9.4%・1,055億円増の1兆2,253億円、「その他整備」が同4.6%・979億円増の2兆2,374億円。
今回調査時点の事業場数は、前年度比133事業場減(0.14%減)の92,251事業場で4年ぶりに減少。指定工場数は同122事業場減(0.4%減)の29,810事業場だった。
整備関係従業員数は565,680人で、前年度より2,811人(0.5%)増。整備要員数は402,367人で、前年度
より342人(0.09%)増で、そのうち女性は19,368人(同33人増)、整備士数は10,553人(同14人減)だった。
整備要員の平均年齢(自家除く)は47.7歳で、前年度と比較すると0.3歳上昇した。
整備要員1人当たりの年間整備売上高(自家除く)は、前年度比6.2%増の1,659万5千円だった。業態別では、専業は1,256万8千円(13.3% 増)、兼業は1,243万3千円(1.2%増)、ディーラーは2,564万1千円(1.8%増)となっている。また、整備要員1人当たりの平均給与(自家除く)は同4.0%増となる442万8,900円。
記者の目
総整備売上高が4年連続増加しただけでなく、令和に入って最大の伸びを記録した。また、整備要員平均年収は専・兼業が12万9,300千円(3.3%増)の401万5,200円となり、初めて400万円を超えた。
