9月10日、東邦オート(秋葉佑社長、本社:千葉県千葉市)は、厚生労働大臣より「くるみん認定」を受けたと発表した。
千葉県に本社を置く正規カーディーラーとしては初の認定となる(2026年8月時点。厚生労働省公表「くるみん認定企業一覧」及び日本自動車販売協会連合会千葉県支部等の公開情報をもとに同社調べ)。
「くるみん認定」の概要
「くるみん認定」は、次世代育成支援対策推進法に基づく制度である。育児休業の取得状況、仕事と子育てを両立できる職場環境の整備、時間外労働への対応など、一定の基準を満たした企業を厚生労働大臣が「子育てサポート企業」として認定する仕組みだ。
主な実績数値(2025年7月1日〜2026年6月30日)
同社が今回の認定取得に当たって示した主な実績は以下の通り。
- 男性育児休業取得率:100%
- 育児休業からの復職率:100%
- 育児短時間勤務利用者:3人
- 平均有給休暇取得日数:11.5日/年
- 月平均残業時間:9.2時間
ディーラーという業態における両立支援の背景
自動車ディーラーは土日を含む店舗営業が基本であり、セールス、メカニック、ショールームスタッフなど多様な職種が連携して顧客対応に当たる。そのため、子育て世代の社員が制度を利用する際には、周囲の理解と協力が不可欠となる。
東邦オートでは、制度を利用する社員と、それを受け入れ支える社員の双方が機能することで、子育てと仕事の両立環境が成り立つという考えを基本に置いてきた。
男性・女性を問わない育児休業の取得促進、復職支援、子育て中の働き方への配慮、時間外労働の削減など、制度と職場環境の両面から取り組みを進めてきたと同社は説明している。
今後の方針
同社は今回の認定を「ゴールではなく、これからの会社づくりへの新たなスタート」と位置づけている。出産や子育てなどライフステージが変化した場合においても、自動車業界で培った経験やキャリアを活かし続けられる環境の整備を継続する方針だ。
東邦オートは、ボルボ正規ディーラーとして千葉県内7店舗・東京都1店舗・他1車検センターを展開するほか、ステランティス正規ディーラー事業も手がける。東邦ホールディングスグループ全体の正社員数は152人、パートアルバイトは41人(2026年8月末日現在)。