バンザイ(柳田昌宏社長)は6月25日、株主総会後に記者会見を開き、2025年度の事業報告及び2026年度の事業方針を発表した。
それによると、2025年度の売上高は430億7,200万円(前期比18億8,700万円増)、営業利益31億900万円(同2億2,100万円増)、経常利益31億900万円(同2億200万円増)、純利益22億6,300万円(同2億1,300万円増)で営業利益、経常利益とも創業以来の最高益となった。
会の冒頭で柳田社長は今期の役員人事や人員配置に触れた後、「第101期については、前期から、基本的な経営方針に大きな変更はない。昨今の自動車技術の高度化や法制度の改正により、整備業界を取り巻く環境は大きく変わりつつある。私たちはそうした変化に対応した新たな商品、サービスの創出に引き続き努め、信頼を礎としながら、顧客に選ばれ、社会から必要とされる企業を目指してまいりたい」と挨拶した。
商品分類別では、整備工場の改築・老朽化設備の更新需要が引き続き旺盛で車検機器が好調だったほか、人材不足に伴う省力化機器や工場の環境改善機器(暑熱対策機器)への設備投資需要が拡大し、売り上げが堅調に推移した。
また、すでに発売中、今後発売予定を含めて新製品9点も紹介された。
2026年度の計画については、売上高406.2億円、営業利益14億円、経常利益14億円と、2025年度比で減収に設定。足元の受注は引き続き安定しているが、数年来続いた取引先の設備投資がある程度落ち着くと見込まれること、また人員カアップ(特にセールス担当社員の増員)が計画通りに進んでいない現状を踏まえ、現場社員が意欲を持って力を発揮し、続けられる体制を優先した結果、売上高は前期比減収での計画としたもの。
自動車整備業界においては、自動車・整備技術・整備検査機器の高度化が進み、その技術に対応できる人材の確保・育成が喫緊の課題となっている。同社はこうした変化を成長の機会ととらえ、商品力・技術力向上に加えて適応力をさらに強化することで、業界の発展と信頼性の向上に貢献する構えだ。