京都大学とスズキは、共同開発した小学生向けプログラミング教材「ドロモビでプログラミングをはじめよう」が公益社団法人日本工学教育協会の第30回(2025年度)工学教育賞「業績部門」を受賞し、9月2日に表彰式が行われた。
本教材は、紙と筆記用具、端末があればブラウザ上で無償利用できる設計となっており、論理的思考力の育成と教育現場の負担軽減を図る点が特徴である。
受賞の背景と教材の特色
工学教育賞は、日本の工学教育や技術者教育に対する先導的・革新的な取り組みによって多大な貢献を与えた業績を表彰する制度である。本教材は以下の3つの観点から開発された。
- 紙と筆記用具、端末さえあれば利用できる設計
- 論理的思考力育成と工学の楽しさを感じる機会の創出
- 授業以外でも家族や友達といつでも楽しんで利用できる
2025年10月16日の提供開始以降、教材Webサイト上で累計1万回以上のプログラムが実行され、これまでに7校の小学校で授業教材として活用されている。教育現場からは、追加費用やアプリのインストールが不要で導入しやすい点、学習指導要領に対応した45分完結型の指導案により教材準備の負担を軽減できる点、複数の難易度設定により学力差のあるクラスでも活用しやすい点などが評価されている。
プログラミング教材の概要
教材の基本仕様および構成内容は以下の通り。
| 項目 | 内容 |
| 教材名 | 「ドロモビでプログラミングをはじめよう」 |
| 提供開始日 | 2025年10月16日 |
| 利用料金 | 無償 |
| 学習目安時間 | 45分 |
| 教材内容 | アプリケーション「ドロモビ」(Webアプリケーション)、授業資料(PDF)、練習プリント(PDF)、記入プリント(PDF)、アプリケーション使い方動画(mp4) |