手続き不要で車検が延びる 令和8年熊本地震、対象車両は「7月29日から8月28日満了」のもの

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八木 正純
手続き不要で車検が延びる 令和8年熊本地震、対象車両は「7月29日から8月28日満了」のもの

7月28日午後4時27分ごろに令和8年熊本地震が発生した。熊本地震及び直近の災害で被害に遭われた皆様に、心よりお見舞い申し上げます。一日も早い復興と、皆様の平穏な日常が戻ることをお祈り申し上げます。

国土交通省九州運輸局は7月29日、令和8年熊本地震による被害を受けて、熊本県に使用の本拠を有する車両の自動車検査証の有効期間を伸長すると発表した。

対象となるのは、熊本県内に使用の本拠の位置を有する登録自動車及び検査対象軽自動車のうち、自動車検査証の有効期間の満了する日が2026年7月29日から8月28日までのもの。これらの車両について、有効期間の満了日が2026年8月31日まで伸長される。

期間延長の根拠

今回の措置は、道路運送車両法第61条の2の規定に基づくもの。同条は「国土交通大臣は、一定の地域に使用の本拠の位置を有する自動車の使用者が、天災その他やむを得ない事由により、継続検査を受けることができないと認めるときは、当該地域に使用の本拠の位置を有する自動車の自動車検査証の有効期間を、期間を定めて伸長する旨を公示することができる」と定めている。

この発表の背景には、地震の被害により被害地域の車両所有者が継続検査を受けることが困難な状況となり、自動車検査証の有効期間が切れることで車両の使用に支障が生じるおそれがあったことがある。

有効期間の伸長を受けた車両については、2026年8月31日までに継続検査を受検すれば、引き続き車両を使用することができる。また、有効期間の伸長に伴う自動車検査証の記載変更手続きは不要とされている。

有効期間の確認方法・相談先

自動車損害賠償責任保険(共済)については、継続検査を受検するまでに保険契約期間の終期が到来する保険契約において、継続契約の締結手続きが伸長する日までを限度として猶予される。詳細については、契約先の自動車損害賠償責任保険(共済)代理店等への相談が案内されている。

自動車検査証の有効期間の満了日は、車室内側に貼付された検査標章(ステッカー)または電子車検証(車検証閲覧アプリ対応のPCやスマートフォン等を使用してICタグ記録情報を確認)によって確認することができる。

九州運輸局は、今後の状況に応じて有効期間の再伸長及び対象地域の拡大等を検討するとしている。

本件に関する問い合わせ先は以下の通り。

  • 担当機関:国土交通省 九州運輸局 自動車技術安全部 技術課
  • 担当者:桂、大塚
  • 電話番号:092-472-2539

電子車検証の確認方法については、電子車検証特設サイトも参照できる。