スズキのインド四輪子会社マルチ・スズキ・インディアは、2026年7月30日より、グジャラート州ハンサルプール工場のD工場にて生産を開始した。D工場ではバッテリーEVの「eビターラ」を生産する。
単一拠点初の年産100万台達成
ハンサルプール工場は、2017年2月にA工場での生産を開始した。その後、順次能力増強を行い、今回新たにD工場が稼働した。
D工場の生産能力は年間25万台であり、バッテリーEVの「eビターラ」を生産する。D工場の稼働に伴い、ハンサルプール工場全体の生産能力は年間100万台となった。単一拠点の生産能力が年間100万台に達するのは、スズキとして初である。
インド国内の生産能力と今後
スズキは現在、インド国内においてハリヤナ州にグルガオン工場、マネサール工場、カルコダ工場を展開し、グジャラート州にハンサルプール工場を設置している。ハンサルプールD工場の稼働開始により、インド国内における同社の生産能力は年間290万台となった。
また、グジャラート州で2拠点目となるサナンドでの新工場建設について、2024年1月に同州政府と基本合意を締結した。2029年までに年間生産能力25万台となる第一ラインの稼働開始を目指す。同社は今後も生産能力増強を進め、2030年代における年間400万台体制の確立を目指す方針である。
ハンサルプール工場の概要
ハンサルプール工場における各ラインの概要は以下の通りである。
| 項目 | A工場 | B工場 | C工場 | D工場 |
| 所在地 | グジャラート州 ハンサルプール | グジャラート州 ハンサルプール | グジャラート州 ハンサルプール | グジャラート州 ハンサルプール |
| 生産能力/年 | 25万台 | 25万台 | 25万台 | 25万台 |
| 稼働開始 | 2017年2月 | 2019年1月 | 2021年4月 | 2026年7月 |
| 生産車種 | 「バレーノ」 | 「フロンクス」 「スイフト」 | 「フロンクス」 「eビターラ」 | 「eビターラ」 |