第16回 高機能素材Week、開催

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MSRweb編集部
第16回 高機能素材Week、開催

 RX japanの主催する総合展示会、「第16回 高機能素材Week[東京]」が11月12~14日の3日間、幕張メッセ(千葉県千葉市)で開催された。最先端の素材技術が一堂に会する展示会で、初開催となる「第1回リサイクルテック ジャパン」や「第8回塗料・塗装設備展」、「第9回接着・接合EXPO」など各種の展示会が併催。1,000社以上が出展し、自動車の材料・素材産業に関連する企業も多く出展した。3日間の来場者数は47,547人。次回の東京展は2026年9月30日~10月2日の3日間、同所にて開催予定。

環境省が展示の車両・NCV※。植物由来の次世代素材・CNFが随所に使われている ※NCV=Nano Cellulose Vehicle

アイカ工業

 車両製造時の塗装代替としてVOCやCO₂の排出を削減するドライ加飾フィルム「Lumiart(ルミアート)」を提案。2028年度に市販車両実装を目指し開発中。

アンデックス

 エアカーテンによる空気の仕切りで壁のない快適な作業場を作る空調システム「AC-ZONE」を紹介。空間内の冷気/暖気を逃がさず人も物も自由に移動可能。

イチネンケミカルズ

 飲食店や社員食堂から使用済み廃棄油を回収、精製した「ONEバイオ プロセスオイル」を開発中。植物性でゴムや塗料、塩化ビニール等の原料となり環境に配慮。

スリーエスコーポレーション

 作業者に配慮した防汚・防キズの工場の床の保護「無溶剤UVコーティング」を展開する同社。UV硬化を利用して、400~500㎡なら約1日で施工が可能。

大気社

 人を追いかけて風を届ける、動くスポット空調「フォロアス」はカメラで人を認識して狙った対象を効果的に冷やす。吹出口が生き物のように人へ追従する様子が注目を集めた。

豊田通商

 これまで再資源化の難しかったエアバッグを回収し、技術パートナーと協業して素材化。そして新たな製品の原料とするマテリアルリサイクルを進める。

ファナック

 安全柵なしで人間とともに働ける各種協働ロボットを実演展示。人にぶつかるとただちに停止することで安全性を確保。大手カーメーカーにも採用されている。

フジミインコーポレーテッド

 EVにも多く搭載される電子チップ、そしてそれらを放熱するシートがある。同社はその原料となる「丸み状 炭化ケイ素」を新開発。高い熱伝導率を実現した。

マツダ

 塗膜の耐食性を評価する新サービスのトライアルを提案。従来の腐食試験は結果が分かるのに数ヵ月かかっていたものを、同社はわずか数分での評価を実現する。