あいおいニッセイ同和損害保険(以下、あいおいニッセイ同和損保)は、昨今増加するひょう災に対して早期の復旧体制を実現する、ひょう災復旧パートナーシップを4社間で締結。8月28日にARC埼玉(埼玉県さいたま市)で締結式及びひょう災見積りの簡易デモンストレーションを行った。
パートナーシップを締結したのは、あいおいニッセイ同和損保、あいおいニッセイ同和自動車研究所(以下、あいおいニッセイ同和自研)、DRSオートモーティブソリューションズジャパン(以下、DRS)、マテックスの4社。すでに11社の埼玉県内の車体修理事業者がひょう災修理の受け入れ先に名乗りを上げている。
テレマティクスを活用した取り組み
あいおいニッセイ同和損保は、これまでもテレマティクスデータを活用し、交通課題への対策や災害予測アプリを活用した防災・減災の取り組みを進めてきた。
数々も問題点を抱えたひょう災修理
中でも昨今、一定時期にだけ集中するものの発生が後を絶たない降ひょう災害に着目。一度の降ひょうで被災車両が多数発生するにもかかわらず、1台1台の修理に時間を要する上に、一般的な修理技法であるデントリペア技術者の絶対的な不足により、1台当たりの修理完了までの所要時間の長さ、保険金支払いまでの長期化が大きな問題になっていた。
こうした事態を何とか解消したいとの願いから、全国でも3番目に降ひょう被害の多い埼玉県を起点として今回の早期復旧パートナーシップを構築した。
各社の役割分担の今後の展開
今回提携した各社の役割分担としては、
・あいおいニッセイ同和損保:修理見積り、保険金支払い
・あいおいニッセイ同和自研:デントリペア技術者の養成
・DRS、マテックス:見積を効率化する大型スキャナー等機材の提供
となっている。
デントリペア技術者養成セミナーは3ステップを予定しており、第一ステップの「基礎」は年内11月をめどに講習を開始する。
また、DRSではデントリペアの見積りを効率化する大型スキャナー「ヘイルスキャナー」の年内拡充を急ぐとしている。