日本自動車フィルム協会(井上和也会長、JAFA=Japan Automotive Film Association)は、前身の日本自動車用フィルム施工店会(JCAA)として1995年に発足して以来、昨年で30周年を迎えた。これを記念して、2月12日、有明ワシントンホテル(東京都江東区)で、発足30周年記念式典を開催した。
会の冒頭で挨拶に立った井上会長は、まず名称変更について言及。「シンプルで分かりやすく、カバー範囲を広げる」ことを意図しており、「フィルム業界、ひいては自動車アフター業界を大いに盛り上げたい」という強い思いが込められていると説明した。
井上会長は、国土交通省との連携についても言及。佐々木紀国土交通副大臣との面会が実現し、3年前に通達された事務連絡について、より分かりやすく広めるための陳情が受け入れられたことを報告した。
これにより、「今年度中(3月まで)には、入庫拒否などの誤解を招かない、より具体的な事務連絡が発令される見通しだ」と述べ、業界が抱える課題の解決に期待を寄せた。
業界の現状について、井上会長は「失われた20年から25年」と表現し、新車装着率がかつての30%から現在は10%以下にまで落ち込んでいる厳しい状況を指摘。その上で、「この状況を打開し、自動車業界の経済成長を取り戻していきたい」と力強く語り、未来への意欲を示した。
新たな事務連絡が発令された後には、その内容を施工業者が取引先のディーラーへ正しく伝える重要な役割が残っていると説明し、業界全体の協力が不可欠である旨を呼びかけた。