横浜ゴムは中国杭州市に研究開発センター(以下、新センター)を新設した。新センターは2025年11月にタイヤ生産を開始した乗用車用タイヤ新工場の敷地内に設置し、2026年5月から稼働を開始する。新センターの設立は現地で研究開発を主導、完結できる体制を構築し、市場への対応スピードを飛躍的に向上させることを目的としている。新センターによって研究開発機能が一層高度化し、新工場の稼働開始と併せて中国における生産・研究開発の両面が強化される。
現在、横浜ゴムは中国においてタイヤ生産拠点を杭州市と蘇州市に、MB(マルチプル・ビジネス)生産拠点を杭州市と濰坊市に保有し、主に乗用車用タイヤ、コンベヤベルト、ホース配管を生産・販売している。新センターではこれらタイヤ事業、MB 事業の研究開発機能を集約するほか、人員、試験設備などを拡充。さらに従来の新製品開発に関する業務に加え、新規原材料の研究開発や中国現地での新規サプライヤー開拓といった業務領域にも注力する。こうした海外現地での研究開発機能の強化により、横浜ゴムグループ全体の市場競争力を高めていく。