現役マネージャーいづみのウチでもできた! デジタル集客術 第12回 編集長とのスペシャル対談 連載を振り返って

  • #DX
  • #集客
ライター写真
MSRweb編集部
現役マネージャーいづみのウチでもできた! デジタル集客術 第12回 編集長とのスペシャル対談 連載を振り返って

 みなさまこんにちは! ヤマウチの人見です。前回で総括したと思ったら、あれ? まだ1 回残ってた! そこで今回は編集長とのスペシャル対談で連載を振り返ります。

編集長 今回のテーマは難しかったですか?

人見 実は出向で1年間現場を離れていたため、執筆には苦労しました。書く時間自体は確保できたものの、この間にDXやweb 集客といった最新の事例に直接携わっていなかったため、成功事例が不足していたのは正直なところなんです。

 また、私のマネジメントは、社員の納得性を高め、自発的な行動を促すスタイルなので、どうしても時間がかかる。だから、まだ答えの出ていない現在進行形のケースではなく、すでに答えの出ている、ブランク期間前のテーマに絞らざるを得ず、多少の悔いも残りました。

編集長 いやいや、それでも連載の中で「SNSは何を発信したらいいか悩む必要はなく、日ごろ行っていることを書けば良い」の言葉は、支持を得たと思います。

人見 大切なのは身の丈に合った内容を継続することだと考えています。SNSは試行錯誤が許されるメディアだと思います。ある歌手が突然キャラクターを大きく変えたように(私の推し歌手ですw)、一度決めたキャラがしんどくなったら、突然やめて違う展開にしてもいい。

 web 集客について相談に来る企業ほど、自社のwebサイトの更新が数年間止まっている傾向があります。一方で、自発的に動いている企業は、試行錯誤しながらも継続的に情報発信を行い、成果を上げています。

 SNSで発信する内容は、若い担当者はイベントなど非日常の投稿を好みますが、顧客にとっては、エアコン修理で内部を分解した様子や、バッテリー交換で普段は見えない部分など、整備の過程を公開するほうが価値は高く効果的な信頼の獲得、集客につながります。

編集長 読者が本当に求めているのは、人見さんの現場経験に基づく知見だと思います。次年度もお願いする予定ですが、DXというテーマに固執せず、より広いテーマで執筆してはいかがでしょうか。

人見 中間管理職が抱える課題や現場の活性化、ベテラン社員の育成など、より広範なトピックを掘り下げたいですね。特に伝えたいのは、「しんどくならないマネジメント」という考え方です。たとえば、私自身、部下に厳しい指導をしなければならない場面では、心の中で皿回しが始まったと考えるようにしているんです。

 「ここでうまく伝えられなければ、自分がピエロの格好で皿を回す羽目になる」と、まったく別の状況に置き換えることで、心理的な負担を軽減し、冷静に正論を伝えられるのです。ホントですよw

編集長 非常に面白い視点ですね。まさに人見さんにしか書けない内容だと思います。

人見 ただ、そのまま書くと、部下や上司に「真剣に仕事をしていない」と誤解されかねないですよね。表現を考えなきゃ。

編集長 テーマは「楽なマネジメント」ですかね? 特に、ベテラン社員の扱いに悩む後継社長が多いご時世ですから、よりいっそう読者の胸に刺さると思います。

 次回以降のテーマは「楽なマネジメント」(仮)。傍から見ればシビアな判断が求められる場面でも、考え方一つで心理的負担を軽くできる独自の発想は、管理職にとって新たな気づきを与えるかも?

※MSR2026年

(筆者プロフィール)
人見いづみ 株式会社ヤマウチ 
メカニック全員が退職するという、悪夢のような経験を経て、たった2名からオリジナルブランド「ラチェットモンキー」を立ち上げ、3店舗・年間のべ利用客数30,000人・車検台数6,500台を実現。現在は自社開発した予約システム「totoco(とっとこ)」を販売しながら、講演活動にも取り組む。