全国初 施設間乗合の福祉介護・共同送迎サービス「ゴイッショ」新モデル実証実験を豊中市で開始

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MSRweb編集部
全国初 施設間乗合の福祉介護・共同送迎サービス「ゴイッショ」新モデル実証実験を豊中市で開始

ダイハツ工業は2026年7月2日、福祉介護・共同送迎サービス「ゴイッショ」の新モデルを構築し、大阪府豊中市で実証実験を開始したことを発表した。

介護施設間での乗合による共同送迎の取り組みは全国初となる。施設同士が送迎業務を委託・受託し合う地域内の「互助」を軸とした新モデルであり、実証実験を通じて送迎業務の効率化や施設間連携による効果の確認、および持続可能な共同送迎モデルとしての事業成立性を評価する。

互助軸の新モデル始動

ダイハツが新たに構築したモデルは、通所介護施設同士が互いに送迎業務を委託・受託し合う、地域内での「互助」を軸とした仕組みである。

従来の「ゴイッショ」モデルは、運営主体となる非営利団体等が複数の通所介護施設における送迎業務や車両管理を担い、共同運行することで各施設における業務効率化に取り組む「送迎業務集約」モデルであった(滋賀県野洲市および香川県三豊市で実施中)。

これに対し、今回豊中市で取り組む新モデルでは、運営団体は車両の管理を行わず、施設間の仲介、および運行管理システムを活用した送迎業務の管理を行う。これにより、運営団体の負担を抑えることで、多数の介護施設が密集する地域においても、持続的な共同送迎サービスの提供が可能になると考えている。

実証実験の運行仕組み

今回の実証実験における具体的な運行の仕組みとして、委託側の送迎希望に対し、運営団体が受託側の送迎車の空き席状況と照らし合わせ、最適な組み合わせを考案した上で、受託側に効率的な送迎ルートを提示する。

参加施設の中には、送迎業務の委託と受託の双方の立場を担うケースも想定される。実証実験を通じて、送迎業務の効率化や施設間連携による効果を確認するとともに、運営上の課題を整理し、持続可能な共同送迎モデルとしての事業成立性を評価する。

なお、今回の実証実験における例外規定および条件として、委託する施設から運営団体への支払いは発生しない。また、ダイハツはシステム提供およびアフターサポートを行い、運営団体からはシステム利用料の支払いが行われる仕組みである。

豊中市での実験概要

今回の対象地域である大阪府豊中市は、2026年6月時点で推計人口が約40万人、通所介護施設数が約137施設(出典:日本医師会地域医療情報システム)の介護施設密集地域である。介護施設間での乗合による共同送迎の取り組みは、2026年7月時点で全国初(ダイハツ調べ)となる。

実証実験では、各施設で保有する20台の車両がお互いの送迎を助け合い、延べ約185人の送迎を予定している。具体的な概要は以下の通り。

  • 事業主体:一般社団法人豊中市介護保険事業者連絡会
  • 運営主体:一般社団法人豊中市介護保険事業者連絡会
  • 実証期間:2026年7月1日(水)から2026年8月31日(月)まで
  • ドライバー:ドライバー
  • 参加施設数:通所介護施設8施設
  • 車両台数:20台
  • 想定利用者数:延べ約185人

サービスの問い合わせ先

福祉介護・共同送迎サービス「ゴイッショ」に関するホームページおよび問い合わせ専用窓口の詳細は以下の通り。