2026年11月6日、WECARS(吉田朋史社長、本社:東京都千代田区)は、公式LINEアカウントで希望条件を登録した顧客に、条件に合う新着車両を自動で知らせる「LINE新着車両マッチング配信」の提供を正式に開始した。
最大の特徴は、一度条件を登録するだけで新着車両がLINEに届く点にある。

概要:希望条件を登録すると新着車両が届く
本サービスは、WECARS公式LINEアカウントで希望条件を登録した顧客に、条件に合う新着車両を自動で通知するものである。利用は無料だ(通信料は顧客負担)。
利用には、WECARS公式LINEアカウントの友だち追加が必要となる。
背景:一点ものの中古車は出会いのタイミングが重要
中古車は、同じ車種でも年式、走行距離、色、価格が一台ごとに異なる「一点もの」である。このため、気になる車との出会いはタイミングが重要になる。
WECARSは「条件に合うクルマが入荷したら、すぐに知りたい」という顧客の声に応える形で、本サービスを提供する。
主な特徴:配信内容、設定方法、クーポン、チャット相談
条件に合う新着車両を自動配信
新着車両は、次の情報を掲載したカード形式で配信される。1回の配信につき最大5台である。
- 車両画像
- 支払総額(税込)
- 年式
- 走行距離
- 車検の有効期限
「詳細を見る」から、車両の詳細ページを確認できる。
2つの設定方法
設定方法は「かんたん条件設定」と「車種指定設定」の2種類である。どちらか一方のみ登録できる。
| 項目 | かんたん条件設定 | 車種指定設定 |
|---|---|---|
| 想定する利用タイプ | ボディタイプや予算から幅広く探したい人 | 乗りたいメーカー・車種が決まっている人 |
| 必須項目 | ボディタイプ(軽自動車、SUV、ミニバンなど/複数選択可)、支払総額(税込) | メーカー・車種(複数登録可)、支払総額(税込) |
| 任意項目 | 年式、走行距離、色 | 年式、走行距離、色 |
| 配信頻度 | 毎日・毎週・隔週から選択 | 条件に合う新着車両が入荷したタイミングで配信 |
| 配信時間 | 18:30ごろ | 入荷当日の18:30ごろ |
| 配信台数 | 1回につき最大5台 | 1回につき最大5台 |
ボディタイプや車種は複数選択できる。候補を絞り切れていない段階でも利用可能だ。
全在庫に使える2万円引きクーポン
配信された車両カードを横にスライドすると、車両本体価格から2万円引きとなるクーポンを確認できる。クーポンは配信された車両に限らず、WECARSの全在庫車両に利用できる。
店舗LINEではチャット相談も可能
各店舗のLINE公式アカウントで本サービスに登録した顧客は、配信された車両についてチャットで店舗スタッフに相談できる。車両の状態や支払い方法などを問い合わせられる。
店舗アカウントの友だち追加は、WECARS公式サイトの「お店を探す」から行う。都道府県から店舗を選択し、店舗詳細ページで追加する流れである。
関連:愛車査定キャンペーンも実施中
WECARS公式LINEからは、愛車の査定も申し込める。12月27日(日)までは、公式HPまたはLINEから査定を申し込み、査定を実施した顧客全員に3,000円相当のファミマポイントを贈る「愛車査定キャンペーン」を実施中。
後続ならではの強みを活かせるか
大手の中古車情報サイトやポータルサイト、またLINEを活用した通知サービスなどにおいて、似たようなアプローチの機能やサービスがいくつか存在する。
大手中古車ポータルサイトの「条件保存・新着通知機能」としては、カーセンサー 、グーネット、Yahoo!オークション(carview!等)がある。自分の希望するメーカー、車種、予算、地域などの検索条件を保存しておくと、条件に合う新着車両が登録された際にお知らせを受け取れる機能だ。
多くの場合は「メール通知」が主流(あるいはアプリのプッシュ通知)だが、「LINEに直接カード形式で届く」手軽さや、そのまま個別の店舗LINEへチャット相談・クーポン利用へとつなげられる動線に特化している点が、今回のサービスの強みと言える。
一方、サードパーティによる「LINE通知特化型」のサービスとしては、中古車ウォッチ などのLINE自動通知ツールがある。カーセンサーやグーネットなどの複数の中古車検索サイトを自動巡回し、指定した条件や車種の新着情報をLINEにいち早く通知してくれる外部サービスだ。
これらは「色々な掲載サイトを横断して監視したい場合」に便利で、多くのユーザーは少しでも待ちを広くするためにこちらに傾くのではないだろうか。
これに対し、今回のWECARSのサービスは自社の豊富な在庫網に特化しており、ダイレクトに自社在庫の最新情報や店舗スタッフへのチャット相談、さらには全在庫に使える2万円引きクーポンなどがセットになっている公式ならではのメリットがある。強力な固定ユーザーに向けたサービスと考えれば、これもまた一案と言える。
後続としての目新しさと、前身からの脱却を図る姿勢に期待する固定ユーザーを軸にどこまで利用者を伸ばせるか、お手並み拝見といったところか。