スズキは2026年7月1日、インドの100%子会社であるNext Bharat Venturesが設立した第2号ファンド「Next Bharat Venture Fund-2」に2億米ドルを出資することを決定した。
今回の出資はインドにおける社会課題をビジネスの力で解決する社会起業家への支援を加速させるもので、モビリティ分野を越えたつながりの構築を目指す。
出資にいたる背景と目的
スズキはインドにおける社会課題をビジネスの力で解決することを目指している。農業、金融包摂、サプライチェーン、モビリティの分野で活動する社会起業家を支援することが目的だ。
2024年7月には、Next Bharat Ventures(以下、NBV)が設立した第1号ファンドに4000万米ドルを出資した。これまで農業や医療、食品加工といった分野を中心に、15社への投資と支援を行ってきた実績を持つ。
今回の「Next Bharat Venture Fund-2」(以下、NBV Fund-2)への出資は、こうした取り組みをさらに加速させるために新設されたものである。スズキは引き続きインドの人々とモビリティ分野を越えたつながりを築き、インドの更なる発展に貢献することを目指す。
鈴木俊宏社長のコメント
スズキの鈴木俊宏代表取締役社長は、「1983年よりインドで四輪車の生産・販売を開始して以来、四輪車や二輪車のモビリティを提供してきた。しかし、インドにいる約14億人のうち、現時点でスズキがつながりを持っているのは約4億人にとどまる。NBVを通じて次の10億人とモビリティの分野を越えたつながりを築き、独立後100周年を迎える2047年までの先進国入りを目標としたビジョン「Viksit Bharat 2047(先進国インド)」に貢献していく」とコメントしている。
出資ファンドの具体的な概要
新たに設立されたNBV Fund-2の具体的な概要は次の通り。
- 名称:Next Bharat Venture Fund-2
- 出資額:2億米ドル
- 運営主体:Next Bharat Ventures IFSC Private Limited