実績の総整備売上高DI、総入庫台数DIはともに悪化
日本自動車整備振興会連合会(喜谷辰夫会長、日整連)はこのほど、第61回「整備需要等の動向調査」の集計結果を発表した。調査は今年7月時点のもので、全国の専業認証263、専業指定428、ディーラー指定327の計1,018工場から回答を得ている。
それによると、2026年1月~6月の総整備売上高DI※は15.4で、前期(2025年7月~12月、21.5)から6.1ポイント低下した。業態別に見ると、専業認証が5.2ポイント低下して-2.3、専業指定が10.0ポイント低下してプラス7.7、ディーラーが1.7ポイント低下し39.8とすべての業態で悪化した(表1)。
今後半年の見通しも悪化が予想され、業界全体の景況感DIは-32.1と4年ぶりに悪化。一方、整備士不足感DIは-61.3と1年ぶりに改善したが、依然として深刻な人手不足が続いている。

同期の総入庫台数DIは-8.9で、前期(-2.1)より6.8ポイント低下した。業態別では、専業認証が3.5ポイント低下して-7.2、専業指定が10.1ポイント低下して-3.5、ディーラーが5.3ポイント低下して-17.4となり、すべての業態で悪化した。
今後半年間(2026年7月~12月)の予想総整備売上高DIは2.3(前回調査時7.9)、予想総入庫台数DIは-17.2(同-7.9)で、ともに悪化の見込み。業界全体の現在の景況感DIは-32.1(同-27.1)と5.0ポイント低下し、4年ぶりに悪化した。
整備士(労働力)の過不足感DI(表2)は、前回(-68.2)から6.9ポイント上昇し-61.3と、1年ぶりに改善した。業態別に見ると、専業認証が5.3ポイント、専業指定が9.1ポイント、ディーラーが5.6ポイントとそれぞれ上昇した。ただし、いずれも大幅なマイナス圏にあり、特にディーラーは-74.4と不足感が強い状況が続いている。
2026年1月~6月に整備士の求人募集をした事業場は全体の57.7%で、前期調査時よりも2.3ポイント低下した。業態別では専業認証が21.3%、専業指定が58.7%、ディーラーが85.9%となっており、すべての業態で低下した。その募集経路(表3)では、全回答事業場に占める割合で「ハローワークに求人申込」(42.6%)が最も多く、次いで「自社ウェブサイトに掲載」(26.9%)、「民間求人サービスに掲載」(22.1%)の順となっている。

※DI=プラス成長(景況感DIでは「かなり良い」+「やや良い」、過不足DIでは「過剰」+「やや過剰」)と回答した事業者の割合-マイナス成長(景況感DIでは「かなり悪い」+「やや悪い」、過不足DIでは「不足」+「やや不足」)と回答した事業者の割合