「お金考えないならブリヂストンが一番いい」スタッドレス選び、各社営業の本音ジョークが話題に

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古瀬 敏之
「お金考えないならブリヂストンが一番いい」スタッドレス選び、各社営業の本音ジョークが話題に

 初雪の便りが聞かれ始める季節を迎え、冬の安全運転に欠かせないスタッドレスタイヤへの交換が本格化している。SNS上では、どのブランドを選ぶべきかという議論や、年々上昇する交換工賃に関する話題が活発に交わされており、ドライバーたちの関心の高さがうかがえる。特に凍結路面での性能を重視する声が多く、各タイヤメーカーの評価や交換タイミングについて、様々な意見が飛び交っている。

「お金考えないならブリヂストンが一番いい」

 ブランド選びにおいて、多くのドライバーから絶大な信頼を寄せられているのがブリヂストン(BS)である。X(旧Twitter)では、「ブリヂストン営業『お金考えないならブリヂストンが一番いい、次点でヨコハマ』 ヨコハマ営業『お金考えないならブリヂストンが一番いい、次点でヨコハマ』 ダンロップ営業『お金考えないならブリヂストンが一番いい、次点でヨコハマ』」という、各社営業担当者の本音とされるジョークが拡散され、特に凍結路面における同社の優位性を物語るエピソードとして人気を集めている。

 北海道在住を名乗るユーザーからは、「BSはアイスバーン特化+夏タイヤ相当のタイヤ剛性感と快適性、ゴム柔さも長持ち」と高く評価されている。一方で、ヨコハマについては「BSから1〜2世代下の性能感」、ダンロップは価格の割に性能と満足度が低いとの厳しい意見も見られた。価格差が縮小傾向にあることから、「事故った時にお金がいくらかかるか考えて高くてもブリジストン一択」と、初期投資を惜しまないユーザーも少なくない。また、ブリヂストンやヨコハマ以外の選択肢として、TOYOタイヤを指名する声も上がっている。

 ディーラーで年配の顧客に対し、ブリヂストンに次ぐ選択肢としてヨコハマやダンロップを勧めるというエピソードも共感を呼んでおり、性能とコストのバランスを考慮した現実的な選択が現場で行われている実態も浮かび上がった。しかし、同じブランドでも製品によって性能は異なるとの指摘もあり、「ブリジストンのブリザックじゃないスタッドレスはクソだぞ。具体的にはW300」といった具体的なモデル名に言及する意見も存在する。

人件費が一番上がってますから、当然ですねぇ

 ブランド選びと並行してドライバーの頭を悩ませているのが、交換工賃の高騰である。全国的に上昇傾向にあり、例えばオートバックス系列の店舗では、ハイシーズンにはタイヤ4本の交換で5,500円前後になるケースも報告されている。

 この価格上昇について、SNS上では「人件費が一番上がってますから、当然ですねぇ」と、人件費の上昇を主な要因と捉え、やむを得ないとする意見が多数見られる。さらに、「最近の車は大口径のタイヤも多いので仕方ない気がしますよ」というコメントもあり、車両の大型化に伴うタイヤサイズの変化も工賃を押し上げる一因として認識されているようだ。

なんでこんなに罰則が軽いんだろうね?

 冬用タイヤへの交換は、自身の安全確保だけでなく、交通全体の円滑化に寄与する重要な準備である。しかし、特に都市部では、降雪や路面凍結があってもノーマルタイヤのまま走行する車両が後を絶たない。ある都内在住のユーザーは、「たまに雪が降るとノーマルタイヤ勢がノロノロ走ってて都内は終わる」と、交通麻痺の現状を訴える。

 問題の根底には、罰則の軽さがあるのではないかという指摘がなされている。道路交通法における「滑り止め措置義務違反」は、普通車で反則金6,000円、行政処分上の違反点数は「なし」と定められている。このユーザーは、点数が科されないことが警察の取り締まりに対するインセンティブを削いでいると分析し、「積雪路や凍結路で夏タイヤでチェーンもなしって事故に直結する危険な違反だと思うんだけど、なんでこんなに罰則が軽いんだろうね?」と疑問を呈している。

 多くのドライバーが初雪の1ヶ月前を目安に交換を済ませるなど、安全への意識を高めている一方で、一部のドライバーの準備不足が冬の道路に大きなリスクをもたらしているのが実情である。個々のドライバーが適切な冬支度を徹底すること、そして実効性のある法制度を構築していくことが、冬の交通社会全体の安全性を確保する上で不可欠な課題と言えるだろう。

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