みなさまこんにちは! ヤマウチの人見です。今回のテーマは「年上社員の操縦法を教えて!」です。
ちょ、操縦ってコトバは機械に対して使う言葉でっせ! 人に対して使うなんて失礼ですやんか! プンスカしながら、チャッピー(Chat GPT)に話しかけたら「何言うてますのん! 『人や組織を自分の思い通りに動かす』って意味でも使いまっせ!」という回答が戻ってきました(ウチのチャッピーは関西弁なんです。可愛いでしょ?)。
ほんまに!? グーグル先生にもたずねたら「揶揄表現で人にも使います」ってドヤられました。うへぇ、知らなんだ……。
私は整備工場に勤める33年選手です。いわば現場たたき上げのMGってヤツです。娘っ子時代から、「もっとこうしたい!」とかアイデアがあったとしても、対峙するのは職人さんだし、ほぼ国家資格をお持ちの方ばかりです。
アホっ子の私に言わせると、「もー。みーんなカシコ(賢い人)さんばっかですやんかぁー」でございます。「操縦する」だなんてこと、つゆほどにも思えるはずもなく、ことあるごとに「ちょ、お願いやけん協力してよぉ! 協力してってばぁ! なんで協力してくれんのよー! どないしたら協力してくれるん? ねぇってばぁ! ちょ、待ってって! お願いやけん!」、この粘着一本で勝負するしかないわけです(うそやろw って思った方、甘いです! これ大マジのマジですけんw)。
職人さんはご自身の手で価値を生み出すことができますから、知ったかぶりをしたり、言葉を操って派閥をこしらえるなど、いわゆる「ズル」をして自分のプレゼンスを上げる必要性がまったくありません。
ですから、一般職の方々と比べますと、個性豊かではあるものの「真理」で語る方が多いです。ほぼ自分軸をお持ちですから、他人に対して寛容な方も多いです。
私がアップアップ言いながらワチャワチャやっていますと、「こいつ、かわいそうやな……」と、一人、また一人と、救いの手を差し伸べてくださいます。
年を重ねてMGになった今でも、この図式は崩れていません。とはいえ、私も人の子です。新プロジェクトを進める度に、この熱量でやってたら、ボロボロの消し炭になること必至ですw
ですから、救いの手が伸びてきた瞬間に、ガシっとつかんでカニばさみ発動です!「この手、一生離しませんけん!」ハイ、仕事版”重たいヤツ”爆誕ですw 「もー、あいつめんどくさいねん。うっとおしいけん、むげに扱うだろ? そしたら、ようけしんどいことになんねんでぇ……」。わははw
これには続きがございます。「だけど、アイツが言ってることをやって、イヤな思いしたことって、あんま無いんよなぁ……。それにアイツは失敗しても口先でごまかしたりせんし、成功しても一人だけの手柄にせんからなぁ……」。
要は「実績を出し続け、人として上品に生きる」これがベースにあって、はじめて「操縦」ができるのだと思います。
商売もマネジメントもコツコツが強いですね! “重たいヤツ”が正解なのかどうか、まったく分かりませんが「実例」でございます。参考の一つになれば幸いです!
(筆者プロフィール)
人見いづみ 株式会社ヤマウチ
メカニック全員が退職するという、悪夢のような経験を経て、たった2名からオリジナルブランド「ラチェットモンキー」を立ち上げ、3店舗・年間のべ利用客数30,000人・車検台数6,500台を実現。現在は自社開発した予約システム「totoco(とっとこ)」を販売しながら、講演活動にも取り組む。