WECARS、2026年12月1日に自賠責保険の取扱いを関東5店舗で開始 AIG損保の商品を扱う

  • #AIG損害保険
  • #WECARS
  • #自賠責保険
ライター写真
八木 正純
WECARS、2026年12月1日に自賠責保険の取扱いを関東5店舗で開始 AIG損保の商品を扱う

WECARS(本社:東京都千代田区)は、2026年12月1日から自動車損害賠償責任保険(自賠責保険)の取扱いを開始する予定だ。2026年11月2日に発表した。

最大の特徴は、車検時に必要な自賠責保険の手続きを自社で完結できる点にある。

取扱概要:AIG損害保険の自賠責保険を関東5店舗で12月1日から

取扱内容は次の通り。

  • 取扱保険:自動車損害賠償責任保険
  • 損害保険会社:AIG損害保険
  • 取扱開始日:2026年12月1日
  • 取扱店舗:多摩店、鴻巣店、熊谷店、つくば店、千葉店(順次拡大予定)

自賠責保険は、自動車による人身事故の被害者を救済するため、全ての自動車に契約が義務付けられている強制保険である。

背景:外部委託による手続きの待ち時間を解消

WECARSは全国の自社整備工場で、認証または指定工場資格を取得し、車検などのサービスを提供している。

従来は、車検時に必要な自賠責保険の手続きを外部に委託していた。そのため、一定の時間を要するなど、顧客に不便をかけていたという。

今回、自賠責保険を扱う損害保険代理店としての登録が完了した。これを受け、顧客の利便性向上を目的に取扱いを決定した。

管理体制:利益相反を防ぐ独立組織と三線管理を構築

取扱いに当たり、利益相反を構造的に防止するための組織を整えた。

自動車売買や車検を所管するCOO(Chief Operating Officer)の傘下ではなく、商品管理や整備鈑金指導を行うCPTO(Chief Product & Technology Officer)の傘下に、独立した保険・物流統括部を新設した。

併せて、顧客への重要事項説明や、自賠責保険契約に関する意向確認の仕組みを整備した。

保険募集の管理は、次の三線管理体制で行う。

  • 店舗:保険加入手続きを行う
  • 保険・物流統括部:保険募集業務全体を統括・管理する
  • コンプライアンス推進部:教育・指導・モニタリング機能を担う
  • 監査役協議会:社外監査役等で構成され、独立した監査機能を持つ

各部門の役割と責任を明確にし、継続的な牽制と検証を通じて、法令等を遵守した保険募集運営に努める。

この管理態勢は、代理店登録時に監督当局へ報告済みである。今後も当局によるモニタリングを受け、適切性を確認する。

任意保険:ほけんの窓口の専用ブースで相談可能

任意自動車保険は、ほけんの窓口グループ株式会社が運営する店舗併設の専用ブースで、複数の保険会社の商品から相談できる。

WECARSが行う自動車販売、車両の入庫、修理、車検などの業務と、ほけんの窓口が行う任意保険の相談業務を明確に切り分け、利益相反を防止する。

今後の展開:運営状況を確認し順次拡大

取扱いは関東地区5店舗で始める。募集品質及びコンプライアンス態勢の運営状況を確認した上で、順次拡大する方針だ。

WECARSは、業界で過去に顕在化した課題とその教訓を生かし、透明性の高い保険募集体制と顧客本位の業務運営を徹底するとしている。

会社概要

  • 社名:WECARS
  • 代表者:代表取締役社長 吉田朋史
  • 本社:東京都千代田区霞が関三丁目2番5号 霞が関ビルディング29階
  • 設立:2024年1月
  • 業務内容:中古車・新車販売及び車両買取業務、車検・一般整備及び鈑金塗装業務