大開口・低コストで整備工場設立も可能 内藤ハウスが軽量鉄骨の新商品「MATCH-Air」を発売

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長谷川 明憲
大開口・低コストで整備工場設立も可能 内藤ハウスが軽量鉄骨の新商品「MATCH-Air」を発売

内藤ハウス(内藤篤社長、本社=山梨県韮崎市)は6月22日、大開口とコスト合理性を両立した新商品MATCH-Air(マッチエアー)を発売した。

オール軽量鉄骨造の平屋建て向け商品で、自動車整備工場やサービス工場など、広い開口部と高い天井が求められる用途を主なターゲットとしている。

トラス構造で梁を軽量化、コスト効率を実現

MATCH-Airは、FREHCO(フレコ)との共同開発によって生まれた建築システム。

FREHCOが開発した「トラスモジュールシステム(TMS)」を核に、システム建築メーカーである内藤ハウスの設計・施工知見を融合して商品化した。トラス構造により荷重を効率良く分散し、強度を確保しながら梁を軽量化。柱や基礎への負担を軽減することで、コストの効率化を図っている。

柱間隔3m、開口部最大5.8mを確保

従来の軽量鉄骨では1.8m〜2mが一般的だった柱の配置間隔を、MATCH-Airでは3mに拡大した。

梁の軽量化によって開口部はさらに広がり、最大5.8mの大開口を実現。車両の出し入れが頻繁に発生する自動車整備工場において、動線の確保や作業効率の向上につながる仕様となっている。梁下の天井高は3m〜4.8mを実現しており、リフト作業など天井高を必要とする整備環境にも対応できる。

自動車整備工場イメージ
自動車整備工場の設計イメージ

人手不足への対応も開発の起点に

FREHCOの共同代表・糸井清顕氏(一級建築士/構造設計一級建築士)は、開発の背景について「建築業界の人手不足が深刻な今、合理性と自由度を融合させたこの商品は大きなソリューションになる」とコメント。

FREHCOは海外での店舗開発を出発点にTMSを開発したが、日本の建築基準法に対応させるためのブラッシュアップに苦労したという。内藤ハウスとの共同開発を通じて標準化を徹底し、現場での施工負担を抑えた再現性の高い建築システムへと磨き上げた。

現在は200㎡以下の小規模モデルを展開

現在は200㎡以下の小規模モデルを展開しており、今後はより大規模な建築物への対応も進める方針。

標準モジュールを組み合わせることで、必要な規模や用途に合わせた空間を構築できる設計となっており、自動車整備工場の建て替えや新築にも活用できる見込み。


商品概要

  • 商品名:MATCH-Air(マッチエアー)
  • 発売日:2026年6月22日
  • 構造:オール軽量鉄骨造(平屋建て)
  • 対応規模:200㎡以下(小規模モデル)
  • 柱配置間隔:3m
  • 最大開口幅:5.8m
  • 梁下天井高:3m〜4.8m
  • 主な用途:自動車整備工場・サービス工場、軽作業場など
  • 販売元:内藤ハウス(山梨県韮崎市)
  • 詳細情報:https://www.naitohouse.co.jp/lp/match-air